みなさまこんにちは！データ復旧リプラスの川治です。
本日はリンクステーション（Buffalo社製 ls210d0201）からの緊急のデータ復旧事例を紹介します。
お客様からの症状：
Buffalo社製 ls210d0201にアクセスができなくなってしまったということでお問い合わせいただきました。
以前より若干読み込みが遅くなるなど不安定な状態ではあったそうです。
出社したらデータにアクセスができなくなっており、機器が保管されている場所まで見に行ったところHDDからカチカチと異音がしていたとのこと。
普段は目につかない倉庫のような場所に保管されているそうで、埃もかぶっていたので、埃などを取り払い再起動を試みるも状況は変わらず。
これ以上触るのは危険だと思い、データを取り出してくれる会社を検索されて弊社までお電話をいただきました。
診断内容：
まずリンクステーション（Buffalo社製 ls210d0201）から内蔵HDDを取り出し、専用機器にて診断を行いました。
診断結果として、HDDに物理障害が発生していることが判明。
データの読み取り部品（ヘッド）に異常が発生しており読み取りが不安定な状態になっていました。
ヘッド交換を行い、一時的にデータを読み取れる状態にし、正常なHDDに磁気情報の転写作業を行いました。
復旧結果：
複製したHDDからデータ解析を行い、データ復旧を試みました。
リンクステーション（Buffalo社製 ls210d0201）から95%以上のデータ復旧に成功しました。
専門スタッフの対応・コメント：
今回はデータの読み取り部品が壊れてしまう一歩手前の状態でした。
中には部品を交換しても、一切データを読み出すことができなくなってしまうケースもあります。
普段聞かないような異音が発生していたり、何か異常を感じたら、無理に再起動などはせずすぐに電源をお切りいただき
専門業者に相談されることを強くお勧め致します。
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