みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの川治です。
本日は、TeraStation（BUFFALO製 WS5400DWR2）のデータ復旧事例についてご紹介いたします。
お客様からの症状：
Buffalo製のTeraStation【WS5400DWR2】をRAID5で使用していました。先日、社内の整理をしていた時に誤って起動中のNASの電源を抜いてしまい、それ以降アクセスが出来なくなりました。NASには経理関係のデータや雇用関係、顧客先情報等の全データを保存していました。このデータが無いために業務に影響が出ているため、早急にデータの救出をお願いします。
診断内容：
WS5400DWR2で使用している4台すべてのHDDを取り出して、状態を確認しました。その結果、HDD4台のうち2台のHDDの内部パーツが壊れていることが判明しました。そのため、壊れていたHDDの分解及びパーツ交換を行い、一時的に動くようにした後、正常なHDDに磁気転写作業を行いました。各HDDのクローンHDDを作成した後、RAID情報の再構築及びデータの復旧作業を行いました。
復旧結果：
作業の結果、WS5400DWR2から95％以上のデータ復旧に成功しました。
専門スタッフの対応・コメント：
今回ご依頼のWS5400DWR2はRAID5で運用されていました。RAID5は一般的に耐障害性に高いと認識されていますが、本件のように障害が発生し、データが使えなくなるケースがございます。加えて、障害状況によっては、データの復旧ができず、消失してしまうケースもございます。そのため、「3-2-1ルール」に沿った普段からのバックアップが重要となります。
弊社が提供しているバックアップシステム「GUARDIAN+R」ならば、3-2-1ルールにそったバックアップに適しています。また、設置設定も専門スタッフが現地に赴き全て行います。
データのバックアップのご相談は、弊社リプラスまでお気軽にご相談ください。
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